歯科先進国
「スウェーデン」方式の
予防歯科

ご自身の歯を生涯守るため、
定期的なメンテナンスで、お口の健康を維持します。
ご自身の歯を生涯守るため、
定期的なメンテナンスで、お口の健康を維持します。
80歳になったとき、日本人には歯が何本残っているか知っていますか?
令和4年の厚生労働省の調査によると、およそ16本なのだそうです。平成の初めの頃は10本もなかったので、かなり増えてきたとは言えるのですが、支障なく食事をするには20本の歯が必要なのだそうです。16本でもじゅうぶんではありません。
歯科先進国として知られる北欧の国スウェーデンでは、80歳になった方の歯の平均本数が21本を超えています。しかし、スウェーデンでも、1970年代までは多くの方が虫歯や歯周病に悩まされていたそうです。国を挙げて改善に取り組んだ結果、現在のような歯科先進国となったのです。
当院は、スウェーデンの方式を取り入れた予防歯科を実施し、皆さんのお口の健康をいつまでも守るお手伝いをさせていただきます。
スウェーデンが国を挙げて行った取り組み。それは、定期的な検査・診断で、悪くなる前に治すことです。
日本では、歯医者とは「歯が痛くなったら行くところ」というイメージが強いかもしれません。しかし、私たちは「お口の健康維持のためのメンテナンスに通っていただく」歯科医院を目指しています。
虫歯や歯周病を防ぐためには、ご自宅での日々の歯みがきなどが大切ですが、普段の歯みがきではどうしても落とせない汚れもあります。どんなに丁寧に歯みがきをしても、落としきれない汚れが溜まっていくと、虫歯や歯周病を引き起こしてしまいます。
こうした汚れを歯科医院で定期的に落としてメンテナンスを続ければ、いつまでも健康な歯を保てます。
当院のメンテナンス体制の特長をご紹介します。
当院では「科学的根拠に基づいたプログラム」を組んでいます。
今や歯科医療も進歩し、「歯周病・虫歯を防ぐためにはどうすればいいのか」、「歯周病・虫歯になってしまった場合どのような処置をすれば改善するのか」などが科学的に実証されており、その通り行えば、歯周病・虫歯も防げますし、また歯周病・虫歯も改善します。
具体的には、唾液検査や口腔内細菌検査等により、歯質の状態、歯周病・虫歯へのなりやすさなどのデータを取得し、PMTC(専門の機器を用いたプロによるクリーニング)やTBI(ブラッシング指導)、生活習慣改善を併用した患者様独自のオーダーメイドのプログラムを構築していきます。
唾液検査
ブラッシング指導
PMTC
細菌検査
カウンセリング/生活習慣指導
高濃度フッ素塗布
当院では患者様のお口の状態を検査するため、ケースによって「唾液検査」と「細菌検査」を実施しています。それぞれご紹介いたします。
唾液の検査を行うことで、口腔内細菌の検出だけでなく、患者様固有の情報が得られることにより、虫歯・歯周病リスクの程度を知ることができます。その結果からあなたオリジナルの予防プログラムの作成、予防処置効果の検証など、あなたの歯を守るための一歩進んだ歯科治療が可能となります。
位相差顕微鏡と呼ばれる特殊な顕微鏡で、お口の中の細菌を特定し、今後の治療方針に役立てます。その他、患者様に「お口の中の状態」をご確認頂くために、最近の状態を動画でお見せすることもあります。下の画像は顕微鏡で見た細菌の活動の様子です。左の画像は治療前、右の画像は治療後のお口の細菌状態です。
歯科医院には「歯科衛生士」という国家資格を持ったスタッフが在籍しています。
歯科衛生士とは「予防」のプロです。
当院では、患者さんひとりひとりを専属の歯科衛生士が担当します。患者さんとの長いお付き合いの中で蓄積したデータや情報をもとに、患者さんに適した質の高いご提案・治療ができるようになります。
歯磨きチェック(指導)をはじめとして、歯周病の再発を防ぐ処置、生活習慣に対するアドバイスやドライマウス、アンチエイジングなど……。
また定期的に来院して頂くことにより、お互いにリラックスした状態で診療ができますので、コミュニケーションを楽しみながらお口の健康維持につながればと考えております
虫歯・歯周病を予防するための適切なブラッシング法が存在します。
「バス法」「フォーズン法」「縦磨き」などなど。
ほとんどの方がこのブラッシング法は実践されていません。むしろ、その存在すらご存知ない方がほとんどだと思います。
ブラッシングは、ただ歯ブラシで歯をこすればいいというものではありません。
多くの方は「みがいた」という事実だけで満足してしまい、肝心の「汚れ」はほとんど落せていないものです。
虫歯・歯周病を予防するには「ご自宅のセルフケア」と「歯科医院でのクリーニング」の2つが柱となります。この両輪のどちらか一方が欠けてもNGです。
当院ではこの適切なブラッシング指導、そして補助ツールとしての「歯間ブラシ」や「デンタルフロス」の適切な使い方も積極的にお伝えしておりますので、このノウハウだけでも学びに来てみてください。
歯のメンテナンスでは歯石・歯垢を除去するのですが、この治療をすることで「本来の歯の白さに近づける!!」という患者様に嬉しい副次的効果があります。
これは歯石などを除去するとともに、ヤニ汚れ、茶渋などの着色も一緒に除去できるためです。
つまり、定期的(2~3ヶ月に1回)にクリーニングに通うことで、虫歯・歯周病予防にもなりますし、歯の白さを維持でき一石二鳥ということです。
当院では歯を白くする方法として「審美セラミック治療」「ホワイトニング」も行っています。これらは「本来の歯の白さよりももっと白くする」治療法ですので、歯の白さを追求されている方はそちらをご覧ください。
しかし、「自然な歯の白さ」と「お口の健康維持」を目的とされる方はクリーニングを是非お勧めします。ケースによってはクリーニングでも御希望の歯の白さにすることも可能となります。下の画像がクリーニング前とクリーニング後の比較です。
保険治療。クリーニングで汚れを除去したケース。リスクは、特にありません。
当社では、歯の表面に細かいパウダーを吹き付けて汚れを落とす「エアフロー」を導入しています。
歯の表面には、細菌(虫歯や歯周病の原因菌)が集まってヌメリのようになった「バイオフィルム」が付着しています。バイオフィルムは目に見えず、一般的な予防歯科治療ではきれいに落とすのは難しいといわれているのでうすが、エアフローではバイオフィルムも効率よく取り除けます。
また、エアフローには、歯や歯肉に優しく施術できるという特長もあります。
「2~3ヶ月に1回の定期的に予防しに行くのは面倒だし、費用も高くなりそうだな」と感じておられる方も多いと思います。しかし、結果はどうでしょうか。
定期的に通院した方が、生涯の治療コストが約300万円も軽減されます。
また、歯科医師としてなによりも主張したい点は、「80歳になっても自分の歯を保てる」ことの素晴らしさです。
「歳をとれば、自然に歯が抜けてしまうものだ」とお考えの方もいらっしゃると思いますが、事実は違います。若いころから歯科医院で定期的に予防処置を受けていれば、多くの歯を残すことが可能となるのです。
歯を失うことの辛さは、実際に失った方でないとわかりませんが、事実、生活の質が落ちてしまいます。快適な老後を送るためにも、早いうちから歯の大切さを理解し、日々のブラッシング、定期的な予防処置を生活習慣の1つに組み込むことが非常に大切となります。
当院では、管理栄養士による栄養指導にも取り組んでいます。
歯科医院で栄養指導というと、疑問に思われる患者さんも少なくありません。
しかし、歯医者は、食べ物の入り口となる「お口」の専門家です。専門家としての立場から、次のようなことをお伝えしています。
これらを知っていただくことで、「食べ過ぎ・肥満の防止」「虫歯の予防」「お子さんの歯並びが悪くなるのを防ぐ」ことにも役立ちます。
食習慣や栄養のことについて疑問があれば、お気軽にご相談ください。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。